活動指針
鹿児島県臨床工学技士会は昭和62年第108通常国会において法律第60号として交付され、翌年4月から施行された臨床工学技士法をうけ、鹿児島県において臨床工学技士として従事する医療職の方々をはじめ臨床工学技士を支援して頂いた多くの先生方や関係団体の方々にご支援頂き、多くの方々の参加の元で平成元年8月鹿児島市内のグリーンホテル錦生館において職能団体として発足いたしました。
鹿児島県臨床工学技士会は、高い職業倫理観を持つ臨床工学技士の養成を目指し、常に新たな知識を吸収して資質の向上を図るとともに生命維持装置の操作と保守点検を通して鹿児島県の医療に貢献することで鹿児島県の医療と福祉の信頼性の向上に努め、県民の医療及び福祉の充実を図りながら県民の健康な生活を維持するために寄与することを目的として発足し、活動を行なってまいりました。
当技士会は発足当初から医療現場において臨床工学の知識と技術を発揮し、社会に貢献する職能団体を目指して活動を続けてまいりました。
その結果、平成23年3月17日に開催されました公益認定等審議会において公益社団法人として認定するとの答申を頂き、平成23年4月1日付けで法務局に登記いたしました。
今後は、公益社団法人鹿児島県臨床工学技士会は『鹿児島県内の医療施設等における医療機器の管理及び使用上の安全性の確保に関する普及啓発、医療機器に関する情報提供並びに臨床工学技士の資質の向上に関する事業』を行う職能団体として公益事業により一層の重点を置き活動を継続してまいります。
ロゴ紹介
このロゴマークは『Kagoshima Clinical Engineer』の『K』と『C』『E』を組み合わせて、鹿児島の象徴である錦江湾の中にある桜島の形にデザインし、右上方に桜島の煙に見立てた楕円をあしらってみました。
色も鹿児島の真夏の青い空と青い海をイメージして、さわやかな色にしてあります。
理事長挨拶
拝啓
皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。平素は当会の活動に格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
この度、令和3年5月26日に開催されました定期総会後の理事会において、理事長を拝命致しました岡村龍也と申します。理事長という大役を仰せつかり、誠に光栄に存じますとともに、この歴史ある技士会を次世代に繋げていくという責任の重大性に身の引き締まる思いでございます。まだまだ若輩者ですが、私なりに精一杯務めさせていただきますので、今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
さて、鹿児島県臨床工学技士会は臨床工学技士の職業倫理の高揚を図り、臨床工学に関する学術技術の研磨及び資質の向上を図るとともに医療機器の安全性を維持し、医療機器を使用する医療現場の効率的な運用を図ることにより、地域の福祉・医療の普及発展に寄与することを目的として活動して参りました。そして、1989年に任意団体として発足以降、2009年に一般社団法人へ移行、 2011年には公益社団法人の認可を頂くことができました。これもひとえに諸先輩方が築き上げてきた功績や努力の賜物だと改めて感謝申し上げます。
近年、臨床工学技士を取り巻く医療の環境は目まぐるしく変化しております。令和3年5月21日の第204回国会 (令和3年常会) において、「良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の確保を推進するための医療法等の一部を改正する法律」が成立し、医師の働き方改革に伴う臨床工学技士へのタスクシフト/シェアの観点から、臨床工学技士法が改正されることとなりました。これにより臨床工学技士の業務範囲は更に拡大され、今後、医療現場におけるわれわれ臨床工学技士の役割は益々高まるのではないかと期待されます。
当会は今後も公益社団法人としてその責務を果たしつつ、医療の多様化と社会的ニーズにも柔軟に対応し、医療機器のスペシャリストという専門的な立場から、良質な医療の提供ならびに地域の医療安全に貢献して参りたいと存じます。
末筆ではございますが、これからも役員一同一致団結して「魅力ある技士会」を目指して一層努力を致す所存でございますので、今後とも皆様のご理解とご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
令和3年6月吉日
定款・諸規定一覧
定 款
・ 鹿児島県臨床工学技士会定款
諸 規 定
・ 会則規定
・ 会費納入規定
・ 役員選出規定
・ 総会運営規定
・ 役員報酬規程
・ 委員会規定
・ 事務局規程
・ 財務取扱規定
・ 会計処理規定
・ 印章取扱規定
・ 旅費規定
・ 職員給与規定
・ 講師謝金及び執筆謝金規定
・ 慶弔規定
・ 寄付金等取扱規定
・ 選挙管理委員会規程